印傳屋の本店がある山梨県甲府市は古くから印傳(印伝)には
欠かせない鹿革と漆の産地として有名です。
四方を山に囲まれ山梨県は古くから鹿革や漆を産出していたため
印傳(印伝)の発祥の地として知られています。
人肌にもっとも近いと鹿革と、優雅な光沢を放つ漆の
コンビネーションが見事は印傳屋の印伝作品は日本が世界に誇る
伝統工芸によって作れた物です。
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印傳屋は昔ながらの伝統工芸技術を受け継いで行くという
枠に止まらず現代の若い世代にも評価される作品を提供しています。
その1つとして異業種とのコラボレーションにも印傳屋は
積極的に試みています。
「ハローキティ」柄を採用した印傳屋の財布の限定販売も
注目され新しい若い客層にも印伝の魅力を広げています。
400年以上続く伝統工芸を守りつつハローキティのような
キャラクーとコラボするって凄い事だと思っています。
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山梨県甲府市にある印傳屋の本店には平成11年10月に
オープンした印傳博物館があります。
印傳屋の熟練した職人の技を駆使した様々な印伝製品を
見ることができます。
「燻(ふすべ)技法」や「漆付(うるしつ)け技法」
「更紗(さらさ)技法」などの印傳屋の名品から
日本の伝統工芸を学べるので改めて日本の職人さんの素晴らしさを
感じ取れることができると思います。
鹿革工芸品・漆工芸品を中心として関連する道具や絵画・書物等の
資料も印傳屋博物館には多数展示されています。
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資料も印傳屋博物館には多数展示されています。
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印傳屋と言えば上原勇七が遠祖と言われていますが
上原勇七が印傳屋を創業したのが天正10年(1585年)と
言われています。
江戸時代後期の甲府城下には「印傳屋勇七(現・印傳屋上原勇七)」と
3軒の印傳細工所があったそうですが「印傳屋上原勇七」だけが
残ったようです。
印傳屋上原勇七が独自に考案した鹿革に漆付けする技法は
上原家を継ぐ家長「勇七」にのみ秘法として代々伝えられてました。
その秘法は印傳屋の12代目までは門外不出とされていたそうですが
13代目からは印傳の普及のため広く公開されています。
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